切断技術コンサルティング

当社のアライアンスパートナーである株式会社ファインテックは、切断に特化した高い技術力を誇る刃物の切断課題解決企業です。

直刃や丸刃、特殊形状刃といった精密切断刃をはじめ、打ち抜き型やダイカッター、切断装置など、「切断」に関する幅広い選択肢からお客様の課題解決に主眼を置いた切断方法を提案します。

コンサルティングフロー

1.ヒアリング

切断課題を伺い、サンプルワークやお使いの刃物をお預かりします。

2.検証

お預かりしたサンプルで切断テストを行います。

3.分析

テスト結果をもとに分析を行い、適切な刃先形状や切断方法を導き出します。

4.提案

お客様の切断課題に対し適切な切断方法、刃物、装置を提案します。

真に求められる切断品質を追求

ファインテックのファイリー®は、ナノレベルの刃先成形処理を施した高機能刃物。
切断するモノに合わせ、刃先仕様を最適化することに特化しています。

刃先の先端尖りは、高度な加工技術によって最小5.6nm(0.0056µm)を実現。
お客様ごとの課題解決に適した先端尖りや刃先の角度、面粗さを正確にコントロールすることで、お客様が求める切断面品質を提供します。

※ファイリー®は、株式会社ファインテックの登録商標です。

特殊処理を行った刃先先端形状(x10,000)

処理前
処理後

長寿命化でランニングコストを低減

左は10,000ショット後の市販刃物、右は300,000ショット後のファイリー®で切断した積層フィルムの切断面です。

対象ワークなど各種条件をもとに適切な材質、先端形状で製作を行うことで刃物のロングライフ化を実現することができます。

また、摩耗した刃先は再研磨による再生加工を行うことで、交換(新刃製作)のサイクルがさらに長くなります。

市販スチール刃に比べイニシャルコストは掛かりますが、ランニングコストを大きく低減でき、切断の頻度が高いほどコストメリットが大きくなります。

(*)交換寿命は装着装置の精度、製品の種類や使用環境・条件により異なります。

バリ・カエリなど切断面品質を改善

市販の刃物で切断した切断面(左)/ファイリー®で切断した切断面(右)

左は市販の刃物、右はファイリー®で切断した積層フィルムの切断面です。

市販の刃物で切断した断面の粗さや破断が、ファイリー®を使用することで明らかに改善されていることが分かります。

また、高い切断面品質が得られることで、バリ取りなどの仕上げ、洗浄、乾燥といったあと処理工程が不要になり、歩留まりの改善はもちろん、生産性が劇的に向上します。

あらゆる業界の「切る」悩みに

通信をはじめ、医療・バイオ、食品製造など、あらゆる業界分野における切断の悩みを解消します。
下記に記載のない産業分野のお客様も、お気軽にお問い合わせください。

通信

保護フィルム
各種電子部品

エネルギー

リチウムイオン電池
太陽光電池

医療・創薬

医療用チューブ
PTP包装シート

食品

パウチ
包装用フィルム

切断実績

金属箔(電池箔)/繊維・樹脂/積層フィルム/セラミックシート/食品用パッケージ/タイヤ/シリコーンゴム/放熱シート/ICカード など

直刃製作仕様(参考)

外寸最大700mm*
厚み最小0.05mm
角度応相談(複数段角加工も可)
材質超硬/スチール/セラミックス
形状片刃・両刃/特殊形状刃

*諸条件により1,600mmまで製作できます。

※丸刃、打ち抜き型、ダイカッター、切断装置についても、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

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切断工程の自動化

FA機器の設計・製造実績から、たとえば金型や刃物による切断機構を搭載し、ローダー/アンローダーで前後工程と接続する精密切断システムのご提案も可能です。

既存切断システムからの入れ替えや新規切断ラインの構築など、ぜひ私たちにご相談ください。

製造工程の自動化例

梱包・出荷工程の自動化例

青太字は実績有(画像クリックで拡大します)