安心のトータルメンテナンス

ポンプ本体の分解や洗浄はもちろん、不具合箇所の修理やパーツの交換、組み立て試験まで、長年のノウハウを持つ技術者が丁寧にメンテナンスを行います。

標準交換部品はベアリング、Oリング、オイルなどメーカーの標準交換部品に準拠した部品を全数交換。

特別交換部品や追加作業が発生した場合はお客様へご連絡し、ご了解いただいた上での作業再開となります。

オーバーホール対応機種

荏原製作所、Edwards、樫山工業など、各社メーカーのドライポンプ/ロータリーポンプに対応しています。
本表に記載のない型式については、お気軽にお問い合わせください。

荏原製作所

種別分類機種
ドライポンプ従来機40×20, 50×20, 65×20, 80×25, 150×40
ドライポンプAシリーズA07V, A10S, A25S, A30W, A70W, A150W
ドライポンプAAシリーズAA10, AA20, AA30, AA40/70W, AA100/200W
ドライポンプESRシリーズESR20N, ESR80W(N)
ドライポンプEVシリーズEV-S20(P/N)

Edwards

種別分類機種
ドライポンプDP(C)DP40/80, QDP40/80, IQDP40/80
ドライポンプMBPEH/QMB250, EH/QMB500, EH/QMB1200
(MBP EH4200, IHシリーズは今後展開予定)

その他メーカー製ポンプ

メーカー種別機種
Alcatelロータリーポンプ2008A, 2008AC, 2012A, 2012AC, 2015, 2015AC, 2021CP, 2033, 2063
LeyboldロータリーポンプD16A, D30A, D40A, D40B, D65B, D8A
樫山工業ロータリーポンプKRC1301, KRS350
樫山工業ドライポンプSDE90, SDE120, SDE303, SDE603, SDE1203, MU100, MU303, MU603
日立ロータリーポンプ160VP

オーバーホールのフロー

分解

  • 内部状況、潤滑油等の確認
  • ダウンO/Hの場合、その原因を確認
  • その他部品不具合、破損等が無いかを確認
真空ポンプオーバーホール│パーツの分解工程│株式会社ピーエムティー
STEP
1

洗浄

  • アルカリ溶液による洗浄、脱脂洗浄等
  • ビーズショットブラスト(必要に応じて実施)
真空ポンプオーバーホール│洗浄工程│超音波洗浄槽│株式会社ピーエムティー
洗浄槽
真空ポンプオーバーホール│洗浄工程│洗浄前後比較│株式会社ピーエムティー
左:洗浄後/右:洗浄前
真空ポンプオーバーホール│洗浄工程│洗浄前後比較│株式会社ピーエムティー
左:洗浄後/右:洗浄前
STEP
2

手入れ/寸法チェック

  • 洗浄後の各部品を手仕上げで磨き上げ
  • 各パーツの採寸、不良品のチェック
  • 特別交換部品が発生する場合、お客様への承認伺い
真空ポンプオーバーホール│寸法チェック工程│株式会社ピーエムティー
STEP
3

単体組立

  • ポンプ本体部の組立
  • 立後、ポンプ本体のリークチェック
  • 再塗装(ポンプ本体の塗装劣化の場合)
真空ポンプオーバーホール│単体組立工程│株式会社ピーエムティー
STEP
4

総合組立

  • ポンプ本体、エンクロージャ、配管等の架台への組付け
  • ポンプ本体および配管組付け後、リークチェック
STEP
5

試験

  • 以下の試験、検査項目を実施
  1. 共通項目(報告書記載) :到達圧力、電流値、リークチェック合否
  2. 共通項目(社内管理記録):排気閉塞加速試験
  3. 特殊項目(報告書記載) :45~60Hz能力(エドDP)排気能力(エドMBP)
  4. その他 (社内保管記録):各センサ動作、振動、流量、連続運転等
真空ポンプオーバーホール│試験工程│株式会社ピーエムティー
STEP
6

納期

標準納期は1ヶ月(弊社着後、出荷まで)を基準としております。特別交換部品等で入荷に時間を要する場合はご連絡致します。
お急ぎの場合は2週間程度(*)での対応も承りますので、ご相談ください。

(*)ただし、ポンプ内部の状態によります。

標準交換部品

標準交換部品はベアリング、Oリング、オイル等を含め、メーカーの標準交換部品に準拠した部品を全数交換致します。

追加交換部品

標準交換部品以外に発生する特別交換部品および標準外の追加作業につきましては、別途費用が発生致します。
なお、その場合にはお客様へご連絡し、承認をいただいてからの作業再開となります。

Tips/オーバーホールのタイミング

多くのポンプメーカーは、消耗部品については年1回(または5,000~8,00時間使用)の定期メンテナンスを推奨しています。
ポンプが動作しなくなるまで使用し続けると、交換部品点数が増えることでオーバーホール費用が増大したり、場合によっては修理不可となるケースもあります。

ご使用のガスなどによってポンプ内に生成物が付着したり、使用しているベアリング(軸受)などの機械部品が摩耗すると、以下のような症状が現れます。

真空ポンプオーバーホール│オーバーホールのタイミング│株式会社ピーエムティー
  • 振動が大きくなる
  • 異音がする
  • エラー表示が出る

症状が軽微な場合は標準オーバーホールで対応できることが多いため、これらの症状が現れたら、ぜひお早めにご相談ください。

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